嵐と旅と 【潤編】
雑誌の「嵐の歩みを“旅”にたとえると?」というお題に、松本潤さんがお答えしていました。
雲がかかって山頂が見えない山道を歩いている感じ。
おいしい水が飲めるのか、虫に刺されるのか、
熊に出会うのかわからない。
気持ちいいけど、ある種、サバイバル。
メンバーは見える距離にはいて、
それぞれが自由に歩いている。
でも、同じ山を、同じ道を、
同じ場所を目指して歩いている。
たとえるなら、そんな旅かな。
雑誌の「嵐の歩みを“旅”にたとえると?」というお題に、松本潤さんがお答えしていました。
雲がかかって山頂が見えない山道を歩いている感じ。
おいしい水が飲めるのか、虫に刺されるのか、
熊に出会うのかわからない。
気持ちいいけど、ある種、サバイバル。
メンバーは見える距離にはいて、
それぞれが自由に歩いている。
でも、同じ山を、同じ道を、
同じ場所を目指して歩いている。
たとえるなら、そんな旅かな。
雑誌の「嵐の歩みを“旅”にたとえると?」というお題に、二宮和也さんがお答えしていました。
明日終わるかもしれないし、
ずっと続くとは決して言いきれない。
「先がある」と思いながら仕事はしていないから。
そんな軽い気持ちで挑まれたら周りも困ると思うしね。
僕は、毎回「これが最後だ」とそう思って仕事とは向きあっている。
そういう意味では、毎日がゴール。
雑誌の「嵐の歩みを“旅”にたとえると?」というお題に、相葉雅紀さんがお答えしていました。
終わりなきチャリの旅。
ママチャリだったり、マウンテンバイクだったり・・・
メンバーはみんなそれぞれ、いろんなチャリに乗ってるの。
僕は何に乗ってるのか? 三輪車、かな。
子供用じゃなくて、オバちゃんが
転ばないように乗ってるヤツね(笑)。
雑誌の「嵐の歩みを“旅”にたとえると?」というお題に、櫻井翔さんがお答えしていました。
各駅停車の旅、なのかなぁ。
10周年がひと駅めなら、
今はふた駅めに向かって走り出したばかり。
運転しているのが僕らなのかもしれないし、ただ座っているだけなのかもしれない。
長い旅になれば楽しいだろうし、この先どんな景色が見えるんだろう・・・?
雑誌の「嵐の歩みを“旅”にたとえると?」というお題に、大野智さんがお答えしていました。
世界放浪の旅。
移動手段は・・・徒歩だね。
ホテルのお湯がないのにも慣れて、通貨の違いにも慣れて、何を食べたらお腹を壊すのかも少しずつわかってきた。
今はようやくその旅に慣れて、ちょっと余裕が出てきた頃。
さあ、次はどこに行こう?っていうね。
嵐の皆さんがこれまでの10年と、今後について雑誌で語っていました
-10周年を経て、デビュー11年目に突入しましたが、櫻井さん個人としては、今どんな心境ですか?
10周年をこれだけ祝っていただいて、「20周年をまた素敵な形で迎えたい」というのがひとつの目標になりました。 10年間を起承転結でわけるならば、今また新しい『起』をつくらきゃいけない。 20周年に向かう土台づくりとして、この1~2年で種をまく・・・、いや、その前に土を耕しはじめないとな、って感じです。
-それは嵐がいい20周年を迎えるために、個人として?
ひとりの仕事をしていても「だって俺、嵐だもん」という意識はいつもあるんです。 5人であることが本当に強く感じられた09年を経て、<5人でいるから自分がいる>という気持ちはより強くなりました。
-報道というジャンルへの参加は、他メンバーにない櫻井さんの特徴ですよね。 それに対してはどういう意識で取り組んでいますか?
すごく大切な仕事だと思ってますし、<報道番組に出ている櫻井翔がいる嵐>という意味で、嵐のカラーのエッセンスになってると思う。 一方で、ジャニーズ事務所全体を考えたときに、自分が前例そのものになっているという意識もあります。 後輩が出てきたときに、道をつくっておくと同時に、越えられない壁でいたい・・・違うな、恥ずかしくないように。 そうだ、恥ずかしくないように居続けたいという思いは強いです。
-今、嵐がいちアイドルグループという枠を超えて、とても大きな存在になっていると思うんです。
だったらいいけど(笑)。
-本人が「そうです」と言いづらいとは思いますが、老若男女が嵐に注目しているという現状を、少なからず実感しているのでは?
僕らのことを知ってくださる方が増えたなという印象は、正直あります。 同時に、身近な存在に感じてもらえてるなとも思う。 ドラマでロケに出ると、おじいちゃんとかが「おう、翔ちゃん!頑張ってね!」って声をかけてくれて、さーっと行っちゃったり(笑)。 横に層は広がってるけど、僕たちの存在の高さは変わってない。
-確かにスーパースターというのとも少し違う。
声、かけられるたびに本当にうれしいんです。 関東ローカルや深夜番組だけにでていた頃は、ちょっと地方に行けば「誰?」「あんた芸能人なの?名前何?」って状況が長く続いてたから。 <知ってもらえる喜び>が今、どんどん大きくなってます。
-正直、「ちょっと疲れた」ってことは・・・?
デビューしてすぐに、10代の若いうちから周りがみんな自分を知っているという状況だったら、がんじがらめで窮屈だなって思ったかもしれないけど・・・。 うれしいと思える年月の重ね方をできたのは、財産かも。
-それこそ下積みのようなキツめのバラエティ番組にもたくさん出てましたよね。
その一つひとつの仕事が自分たちをつくってくれたから。 その瞬間、それぞれの仕事に対して、一点の疑いもなかったです。 目の前の仕事に向き合っていく真面目さは、5人とも持ち合わせていた。 ただ、よく『苦節何年』なんて振り返られることも多いんだけど、もっと明るい感じです。
-櫻井さんを含め、嵐のみなさんは、いつもグループに対する思いが強くて、つねに嵐への愛情を語っている印象があります。
僕らは最初、寄せ集めから始まってるから。 デビューしたときは『嵐』という表紙はついてたけど、中身は白紙だった。 そこから、「嵐ってなに?」って考えて、自分たちで嵐の輪郭をちょっとずつ描いていって、だんだん色がついてきて・・・。 だからじゃないかな、5人とも、嵐というものに愛着があるのは。
-自分たちで一からつくりあげてきた。
もちろん周りの方々がつくってくれた部分も大きいです。 ファンの人たちも「出来の悪い息子ほどかわいい」と思ってくれてるんじゃないかな。 「ウチのボンクラが、こんなに大きくなりました」って気持ちで見てくれてるかもしれないな(笑)。
-では、最後に。 目標である20周年の時点で、どうなっていたいですか?
抽象的になっちゃうけど、みんなに愛されるグループでいたい。 「愛されるってなんだ?」というひとつの命題に対する答えを、これからもずっと探し続けていくんでしょうね。
嵐の皆さんがこれまでの10年と、今後について雑誌で語っていました
-嵐がこんなに大きくなったことを、素直にどう思っていますか?
なんか不思議でしょうがないんだよね。 去年の夏の国立くらいから紅白までの期間、いろんな方に10周年を祝ってもらったり、雑誌にも取り上げていただいて、状況がこう(横一直線を示す手ぶり)きてたのが、いきなり上に持ち上げられた感じがした。 それで、こんな恵まれてていいのか?って怖くなった。 なんなんだ、これは?って。
-自分は特別なポジションにいる人間なんだっていう自覚や気持ちよさを感じることがあってもおかしくないと思うけれど、それはない?
ないです(笑)。 ぜんぜん普通の人だから。
-どうしてそんなにニュートラルでいられるんでしょうか?
今までの育ち方や環境、すべてじゃないかな。 あと、メンバーもみんな変わってないっていうのが大きいと思う。
-むしろ「大野さん大野さん」ってもてはやされると・・・?
ちょっと困る(笑)。 そんな偉くないのに。 そういう感覚はデビューしたときからありましたね。 Jr.のときは、仕事が終われば周りは「みんな早く帰りましょう」っていう感じだったのが、デビューした途端に態度が変わったのをはっきり覚えてるから。 ちょっと違和感があった。
-そう感じるのは、普通ですよね。
でしょ? デビューしたからって特別なことしてるわけじゃないのに。
-じゃあ、どんなふうに呼ばれたり、接してもらいたい?
ずっと“大ちゃん”でいいよ。 「大ちゃん、元気?」みたいな感じで。
-では“大ちゃん”個人で言うと、97~98年の京都時代は、今の自分に何か影響を与えましたか? 表現する喜びだけじゃなく、1日5公演、お客さんが少なくても同じことを何日も繰り返すというのは並大抵のことではないと思います。
何かあるのかな? ・・・でもあのときは若かったら、苦労を苦労とも思ってなかったんじゃない? 今やれって言われたらキツイけど(笑)。
-でもフライングしながら、泣いてたりしたんですよね。
泣いてたね(笑)。
-つらかったなっていう思い出ではない?
つらくはない。 楽しかったんだろうね。 有名になりたいとか、そういう気持ちがぜんぜんなかったし、何にもとらわれてなかったから。
-今は、別な意味で大変なのかもしれません。
でも、今は今で楽しいよ。 要は、自分が変わらなければいいことだから、周りがどうだろと調子に乗ったりとかしたくないし、できない。
-大ちゃんは、どんなときに仕事をしている喜びを感じますか?
「嵐と仕事してよかった」「楽しかった」とか、個人で舞台やドラマをやったときは、「大野くんと一緒にやれてよかった」って言ってもらったときですね。 あとは何と言っても、コンサート。
-ときどき感極まってしまう場面もありますけど。 国立の初日の涙は、どういう涙でしたか?
わかんないんだよね。 自分でもなんで泣いたのか。 いきなり感情がウワッてきて、そしたらもう、抑え切れなかった(笑)。 でも、本当にみんなに「ありがとう」って思ったし、あったかい涙だってことは間違いないです。
-みんなにイジりまくられて、最後にオチを求められるというリーダーらしくないリーダー像が個性になっていることについては?
ぜんぜんいいよ。 とくに考えてないからね。 自分の個性がどうとか。
-あと、何を食べても「うまい!」って言うけれど、本当(笑)?
本当にうまいんだよ。 なんでも食えなくないってこと。
-自分のことを人はどういうふうに見てるんだろうと考えることは?
デビューした頃は考えたし、メンバーと比べてたよ。 コンサートやっても、自分だけうちわの数が少ないとか(笑)。 でも、自分は自分だなって思うようになった。 あとやっぱり自信がついてきたのがでかいかもね。 舞台とかいろんな経験をして自信がついてくると、やっぱり余裕も出てくる。
-それはいつ頃から?
この時期からっていうより、年々ちょっとずつですね。 今となっては、そういうことも考えなくなっちゃったけど(笑)。 これだけ恵まれちゃったから、なんの悔いもないね。
-「悔いもない」なんて言うと、最後みたいじゃない?
あとは楽しく生きるだけ(笑)。
-こうなっていきたい、という目標はありますか?
とくにないです。 個人的に言ったら釣りが趣味だけど、それは自分が楽しいだけだなって気づいて、控えるようになった。 絵やフィギュアはみんなにも観てもらえるものだから、もう一回くらいそういう機会があったらいいなと思ってます。
嵐の皆さんがこれまでの10年と、今後について雑誌で語っていました
-<嵐10周年>ですが、二宮さん個人としてこの10年を振り返ると?
僕個人としてはもう14年目になりますから、この10年を振り返るなら、まさに<嵐としての10年>です。 歳相応に多少の変化はあるでしょうけど、僕自身そんなに変わってはいないと思う。
-嵐デビューから10年経ち、いまやトップアイドルグループと呼ばれることに、自信や手応えは感じますか?
まったくないですね。 ずっと同じ一つの仕事を続けてるなら10年の時間が自信になるかもしれないけど、僕らは毎日同じ仕事をしているわけではないので、時間が自信につながるっていうのはない気がします。 逆に、ヘタに自信を持つと<提示>するだけになっちゃうし、それはモノをつくる人間としていいことではないと思うし。 自分自身のなかにも<積み重ね>てきた感じはまったくないです。
-二宮さんのこの10年の流れのなかで、クリント・イーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』の出演以降、単にアイドルのひとりではなく<俳優・二宮和也>に世間が強い関心と期待を寄せるようになったと思うのですが。
たしかに『硫黄島~』はターニングポイントだったと思います。 でもそれは僕ひとりだけがどうこうって話じゃないんです。 仕事としては個人の仕事だけど、嵐があるから個人の仕事があるわけで、その個人のしごとはすべて嵐に還元するべきだと思ってる。 でもそれは、嵐のために頑張るわけじゃないんですよ。 映画にしてもドラマにしても舞台にしても、個人の仕事のときにそこで自分がちゃんと演っていれば、「この人、何の人?」ってなるでしょ? で、「アイドルの人」って。 「どこの?」ってなったときに、「<嵐>ってアイドルグループなんだって」って。 そういうふうになればいいなと思って演ってきたので。
-主演作が増えたり、現場を数多く踏むことで、自分の成長を実感することは?
もし周囲が「二宮、成長したな」って感じるなら、それは悪いことじゃないと思うけど、自分ではわからないな(笑)。 自分の作品とか観ないし。 僕はモノづくりが好きな人間なんで、その日、そのとき、目の前の現場が一番で、出来上がったモノにはホントに興味ないんです。
-経験とか、引き出しとか、キャリアとか、意識しない?
しないかな。 っていうか、そもそもひとりでできる仕事じゃないから。 芝居だって何だって、相手によりけりですから。
-では、嵐としての次の10年を、どんな風に考えます? 二宮さんにとって16~26歳までのこの10年と、26歳~36歳の次の10年は、だいぶ違うような気がするけれど。
嵐が続いていればいいなって。 それぐらいかな(笑)。 「ニノにとって嵐ってどういうもの?」って聞かれても、どんなものだか考えたこともないし、考えるだけムダじゃないかとも思うんだけど、いまのまんま続いていけばいい。 とはいえ個体としての自分も年齢をとるわけだし、考え方も変わるだろうし、それで嵐全体も変わっていくんだろうけど、それでいいんじゃないかな。
-この先、どういう風に年齢をとりたい?
僕は変わらずにいたい。 TVだったり、雑誌だったり、周りがどんどん変わっていくので。 自分まで変わっちゃうと根底が崩れていくと思うんだよね。 だから<変わらない>ようにしようと思う。 たとえば、僕が出演した何かを観て「二宮、面白い!」と思って、記者の方が取材をするとか、プロデューサーが次の作品に採用するとか、あるとしますよね。 で、実際に会ったときに、作品を観て感じた印象と目の前の僕がまったく違っていたらあまりいいことないでしょ? 実際には、本人と周りのズレって、尋常じゃないタイムラグがあるんですよ。 だからこそ<変わらない>ことが大事だと思う。 新しい現場でも、前の作品と変わらない自分でいたい。 そこから新しいスタッフや新しい共演者と芝居を広げていくのは僕の自由だけど、<前に演れたことは、次の作品でも演れる自分でいる>。 そのへんは変わらずにいたいと思うんです。
嵐の皆さんがこれまでの10年と、今後について雑誌で語っていました
-松本さんはエンターテインメントつくりにおいて、どの過程にやりがいを感じますか?
お客さんの前に出た瞬間です。 制作過程も面白いけど、人前でプレイしなければ成立しないから。 あまりインナーに考えをもっていこうとは思わない。 もちろん、つくる過程でおもしろいものがみつかったとき、自分で「いいな」と思えるものができたときは嬉しさや達成感は多少なりともあります。
-ファンが求めるものに応えることと、自分がつくりたい物をつくることは違いますよね?
違うでしょうね。
-それらはどういうバランスで松本さんのなかにありますか?
そのバランスはあってないようなもので、変わり続けるものなのかなという気がしています。 さらに言うとそこにはもうひとつ、<人が望むもの><自分が本当にやりたいこと>のほかに<自分が伝えたいこと>があると思います。 その3つのバランスで揺れてるんじゃないかな。
-<伝えたいこと>は仕事によって違う?
はい。 歌、役、作品によってそのつど違います。 コンサートのテーマも毎回違うし。 そういう意味では、僕らがつくるものは嵐でも個人の仕事でも共演の方やスタッフさんがいて成り立っているものだと思うから、自己表現のためだけに何かをすることはないと思います。
-自己表現にとらわれていた時期はありますか?
自分が考えてることや伝えたいことのバランスが悪かった時期はありました。 特に若い時期は。
-嵐がなぜこんなに多くの人を魅了できるのかを考えました。 ベタな言い方ですけど、受け手が元気になれるんです。 それがなぜかと考えると、5人に悪意や嘘がないから。 それでいて、良い子ぶらないし、媚びない。
今の時代も影響しているかもしれないけど、誰かを傷つけてまで何かをやることって、端から見ていてもあまりいい気がしない。 仕事や状況によっては人を傷つけてでも・・・、ということも必要なのかもしれないけれど、僕らにはないですね。
-嵐は「オレがオレが」じゃなくて「どうぞどうぞ」じゃないですか? ライオンが来たら道を譲る。 そして時期を待つ。
でも、ライオンだろうが蟻だろうが、本当にそれが邪魔だったら譲らないと思う。 でも、そもそもほかの人を邪魔だと思うことがない。 5人とも許容範囲が広いから。
-「それもありだよね」?
うん。 誰かを傷つけたり否定して自分を主張するよりも、「オレはオレ、あなたはあなた、と言えるほうがよくない?」という5人だと思う。
-それが10年をかけて世間に伝わり、今、爆発的な人気を博しています。 「ジャニーズの世代交代」と言われる状況をどう捉えていますか?
それはあまり感じないですね。 それこそ僕らは僕ららしくやってるだけです。 そういうことを面白おかしくかき立てようとする人たちの言葉をひとつひとつ聞いていられないですからね。 そもそも、尊敬している先輩と争おうなんて思わないですし。
-今の発言もそうですが、松本さんはすごく正直です。 松本さんは言葉も表現のひとつと捉えている?
はい。 でも難しいですね。 気を悪くしないでほしいんですけど、例えば雑誌の場合、人の手が加わるから、自分が伝えたいことと多少のズレみたいなものが出ることはあります。 でもまあ、それもそれかなって。
-そこも「あり」(笑)。
そう(笑)。 そこも共同作業だから、「違う!」と直しすぎるのも人を否定することになる。 そもそも自分の力が足りないから伝えきれなかったんだと思うし。 人をどうコントロールするかではなくて、自分がどう向き合うかですよね。
-嵐として10年経ちました。 今後、嵐として、個人としてやりたいことはなんですか?
具体的には言いづらいけど、常に新鮮でありたいです。 すごくシンプルだけど、「その時、その場所」にちゃんといて、目の前になることを大切にやっていくことでしか、継続できるものではないと思う。 そうすることによって、常にフレキシブルに動けると思うし。
-心持ちの問題ですよね?
そうですね。 同じ時間や場所は二度とないですから。 思い出も過去も大事だけど、「今」を大事にしたいですね。
-未来のことを考えすぎず?
いや、指標や目標を立てることは大事だと思います。 ビジョンをもちながら、目の前にあることをやっていくことで未来は作られていくと思うので。
-そのビジョンとは?
企業秘密です(笑)。
嵐の皆さんがこれまでの10年と、今後について雑誌で語っていました
-10周年を迎えて、今の嵐をたとえるならどういう関係だと思いますか?
家族とか、友達とかいろんな枠組みがあるけど、『嵐』っていう新しいジャンルじゃないかな。 この10年は家族より長い時間一緒にいるし、5人でお酒飲んでるときは友達みたいな感覚にもなる。 表に出ているときは良きライバルのような面も・・・、自分はあんまりライバルとは思ったことないけど(笑)。 全部の要素が含まれるかも。 そんな関係はめずらしいですよね。
-5人それぞれは個性的なのに、一緒になると見事に調和して1色になる。 その要因はなんでしょう?
きっと我が強くないんです(笑)。
-笑。 10年間の積み重ねも大きいのでは?
どうでしょう? みんな嵐に対しては愛があるから。 好きだから、でしょうね。 嵐は、みんなそれぞれが『嵐』をつくっていく中でのプレイヤーなんですよ。 そこをやった上で、自分らしさを表現していこうと、僕も常に思っています。 それも、自分というフィルターを通せば自然とそうなるんですけど。 今後どうなっていきたいとか、こう言う仕事がしたいとか、そう考えてしまって、やることの幅を狭めたくはないです。
-最初から枠を決めないと。
うん。 枠の大きさにもよるけど、そこを決めて、自分で「よし、見せれた」って思ってしまうとそこまでになっちゃう。 それ以上にはならないし、違うことなんて起こらない。 でも、「あれ?全然見せれなかった?」みたいなこともありますけど(笑)。
-笑。
人間100%じゃないところが魅力だと思う。
-だから柔軟にいろんなことに挑戦できるんですね。
好きですからね。 ひとつを極めることも、本当にすごいこと。 だけど、いろんなことをやらせてもらえるこの環境が、僕は好きなんです。
-今や、嵐が出演するというだけで「なにかおもしろいことが起こるのでは」とお客さんは期待していますからね。
いやー、そんなに甘くはないですよ。
-これまで築いてきたものを振り返ると、自信や確信も芽生えてきていると思ったのですが・・・。
僕は、確信をもって何かをやることは怖いですね。 何をやるにも「100%大丈夫だよ」ってことはないと思う。 だからこそ、ちょっと冒険してみたいという気持ちはありますけど。
-ポジティブですね。
そうなんですかね? ただ楽しもうとしているだけかもしれない。 だって、そうすることによってメリットも出てくるでしょう?
-その感覚をキープするために心がけていることはありますか?
えー、ないよ(笑)。 僕、「占いで未来が見えます」って言われても、絶対見てもらいたくないんですよ。 何歳で結婚するとか、そういうのも絶対聞きたくない。 だって、おもしろくないでしょう? 一日一日を楽しんでいたいんです。
-これからの10年、嵐として何を発信していきたいですか?
うーん・・・、それはすごく難しいですね。 変わらないでいるって大切だと思うんです。 だけど、何を求められているかということも重要。 求められるものに応えること、プラス、新しいものを発信していかなくてはならないから・・・。 (よく考えて)やっぱり、毎年毎年その年のベストを尽くしていくことが、その先につながっていくんだと思います。 それは、この10年かけての変化なんじゃないかな。
-その<つなげていく感覚>は、これから先も変わらない?
変わらないでいたいですね。
-変わらないことは実は一番大変かもしれません。 人は変わりたくなるものだし、周りからも求められる。 でも、それを10年続けてきた相葉さんには、きっと強靭な・・・。
メンタルがあると(笑)? 強いか弱いかといったら、自分ではあんまり強くないんじゃないかなって思ってるんです。 だから折れたくないんですよ。 一回でも折れたら、はい上がれなそうな気がして。 ・・・きっと、どこかで自分でも意識してない部分で、お客さんを楽しませたいとか、自分も楽しもうって強く思っているのかもしれない。 じゃないと多分、どこかで気持ちが折れるよね。
-そう思います。
嵐の歌にもあるんです。 『変わっていくことを何故 僕らは恐れるのかな? 変わらないものを笑うくせに』という歌詞が。 変わらないでいることはすごく難しいんだけど・・・。 わかった! 結果、あまり深く考えなければいい(笑)。
-笑。 悩んでいるなら進め!と?
進んだ先に何があるか、わからないから楽しいんです。
CDごと CMごと DVDごと お願い わたしごと わたしごと・ダーリン編 テレビごと テレビごと・嵐にしやがれ テレビごと・歌番組 テレビごと・VS嵐 ドラマごと ドラマ・マイガール ドラマ・怪物くん ドラマ・特上カバチ!! ビバ妄想 取扱説明書 嵐コン: Beautiful World 嵐コン: Scene~君と僕の見ている風景 嵐ニュース 嵐以外のジャニごと 嵐以外: 『友&仁』コンレポ 嵐以外: 生田斗真 嵐以外: NEWS 嵐年表 嵐投票 嵐辞書 映画ごと 海外からの嵐ごと 雑誌ごと 雑誌ごと「10年間での変化」 雑誌ごと「ARASHI'S ROOM」 雑誌ごと「glorious days」 雑誌ごと「アラシの未来と今」 雑誌ごと「コンサート」 雑誌ごと「テレビ」 雑誌ごと「僕に起きた3つの嵐」 雑誌ごと「奇跡×軌跡」 雑誌ごと「嵐のきまりごと」 雑誌ごと「嵐のバレンタイン」 雑誌ごと「嵐の解体新書」 雑誌ごと「嵐を直撃!」 雑誌ごと「嵐テレビ」 雑誌ごと「嵐座談会」 雑誌ごと「嵐語録」 雑誌ごと「嵐辞典」 雑誌ごと「近況の嵐」 雑誌ごと「100の質問」 雑誌ごと「6人目の嵐」 A:相葉雅紀 M:松本潤 N:二宮和也 O:大野智 S:櫻井翔 TMI
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