翔さんが2009年前半について、雑誌で振り返っていました。
-8月末から始まって、年をまたいで続いたツアーでした。
うん・・・そうだね。 それだけ長いツアーっていうのもなかったからね。 まぁ、今振りかえれば・・・この2009年の前半の話になっちゃうけど、ツアーをどうするのか? CDをどう出すのか? DVDを出すべきなのか? いっろんな話したから、密度が濃いよね。 なんかさ、思い出があり過ぎて・・・もはや、ない(笑)。 あふれた! オレのキャパからは・・・(笑)。
-10年の集大成ともいえるベストアルバムがミリオン達成! このときは、どんなことをメンバーで話したの?
いやぁ・・・ホントうれしかった。 いつも言うけど、オレとしては、スタッフや周りの人たちが喜んでくれるから、それがうれしいっていう。 やっぱり、オレら5人だけでやれたことじゃないから。 周りのスタッフから、ちょっとずつ聞くわけよ。 「今何十万枚です」とか、「もうちょっとです」って。 で、ミリオン達成したって聞いたのが・・・たしかリハーサル室だったと思うんだ。 メンバー全員はいなかったんだけど、スタッフから「ミリオンです!」って聞いたときに、そのときいたメンバーで「イッェイ!」(と、小さく手を合わせて)ってハイタッチした(笑)。
-ずいぶん控えめな・・・嵐さんらしいというか(笑)。
くはは(笑)。 信じられないっていうのが第一声かなぁ。 このCDが売れないっていう時代にっていうのもそうなんだけど、10周年のシングルの入ったベストが・・・っていうのがうれしかった。 ちなみに、オレ家族にメールしたの。 ミリオン達成したって聞いたときにね。 そしたら、弟から返事が来て、「その調子でがんばれ!」って・・・(笑)。
-すごい・・・さすが、弟(笑)!
「はい・・・」って。 そうだな、浮かれてる場合じゃねぇなって、思ったよ。 すごいふんどしを締めなおされましたね、弟に(笑)。 でも、ホントにさ・・・うれしかったなぁ。
-たぶん、ジワジワとくる喜びなんだろうなぁ。
そのときはね、信じられないってことのほうが大きかった。 ウソだ~と思ってたけど、今のほうがうれしく感じるかもね。
-続いて、『VS嵐』がゴールデンに進出しました!
それもうれしかったなぁ! たぶん、その話を聞いたときも、メンバーと(小さく)「イッェイ!」ってやってたね(笑)。 やっぱ関東ローカルが全国ネットになる喜びって・・・ものすごいデカいんだよね。 昔、そういうのばっかだったから・・・深夜だったり、関東ローカルだったり。 で、特に、この枠は『なまあらし』のころから長くやらせてくれていた枠だったからさ。 だからオレ、ゴールデン進出っていうことより、全国っていうのが一番うれしいんだよね。
-全国区となったレギュラー番組。 そして、ベストクリップ集もものすごい売り上げを記録しました。
あれはねぇ・・・大野智が赤いパンツの話してたりさ、オレがエビチリ食って「うめぇっ!」って言ってる映像が、何十万人って人に見られてると思うと・・・もう、穴があったら入りたい(笑)。 でもね、これもさ・・・ニノが言ってたけど、PVってすごい労力かけるのに、全部観てもらう機会ってないじゃん。 せいぜい歌番組のランキングで数秒とかさ。 だから、報われた気がするよね。 オレらもスタッフも。
-ホントそうですねぇ。
なんかね、今さらだけど、CDにしろDVDにしろ、あの『5×10』のバスが好き! 「あぁ、そうだな」っていうか、「まだまだ旅の途中なんだな」っていう感じ? あれが好き。 電車じゃなくてね? バスがいいね(笑)。
ー11月3日のデビュー記念日は、みんなで乾杯したそうですが(笑)。
だね(笑)。 でもまぁ、11月3日当日に、みんなでごはん行けたっていうのが大きかったよね。 酔いましたねぇ。 みんなで過ごせたのはよかったよ。 だって・・・10年前のその日はさ、代々木体育館で右も左もわからずに、握手会とかやらせてもらってたんだもんね。 不思議な感じだよなぁ・・・10年って。
-その10年にして、ステキな“ごほうび”をたくさんもらえた年でしたね。
ホンット! ホントにそうです・・・(しみじみ)。
-年間売り上げの4冠達成!という快挙まで。
うれしかったし、同時に「来年がんばらなきゃなぁ」って・・・やっぱ思うよ。 授賞式にね、5人で出させてもらったっていうのもよかったよね。 2008年は智くんとふたりだったから、5人で出たってこともうれしかったし。 やっぱ、スゴいことだよ! 狙ってできることではないからさ。
-大みそかには紅白に初出場という晴れ舞台も。
やっぱり独特だったね。 まぁ、歌をうたわせてもらってる以上、いつかは出れたらなぁと思ったけど、いっぽうで「そんなことになること・・・ないよな」と思ってたから(笑)。 んまぁ~、緊張したね! ホンット緊張した。 だから・・・06年の最初のアジアツアーのときじゃないけど、5人がグッと内に固まる瞬間があって。 やっぱり“ホーム”ではないからね。 そういう緊張感を5人で共有できたのが、このタイミングでよかったなって思う。 いやぁ・・・重ねがさね、この時期が今のオレらの空気を作ってくれたことは間違いなくて。 なんていうのかなぁ? 「あんなだったね」「こんなだったね」って後々話せる2009年10周年だったと思う。 何に例えたらいいかわかんないけど・・・ホントに、この時期のうしろとまえとじゃ、絶対違うと思うんだ。 5人の感じっていうのが。 最高のごほうびで締められた2009年、10周年だったね。
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