櫻井翔にとっての“絆”とは
雑誌から―。
“絆”と聞いて、まず、思い浮かぶのは、人と人とのつながり。 僕にとってみれば、友だちや家族、メンバーなど、それぞれとのつながりがあって、その形はさまざま。 僕は、もともと仲間に対する帰属意識が高いほうで、友だちであれ、嵐であれ、そのグループへの投資と奉仕は相当なものだと自負してます(笑)。 幼なじみの親友とは、朝まで飲み明かすというよりは、むしろ帰りたいときに勝手に帰れる気楽な間柄。 忙しいときはなかなか会えないけど、その分、仕事が一段落したときに会うのが楽しみだし、会った瞬間、なんか“自分”に戻れる気がするんだよね。 それがメンバーといるときの自分と違うかはわからないけど、きっと僕の“ホーム”なんでしょうね。 昔から変わらないスタンスで付き合えて、特別な話をするわけでもなく、子どものころの思い出話とか、毎回、ずーっと同じ話をしているだけでも、純粋に楽しい。 今、直面しているリアルな仕事の悩みを話し合うこともあって、それがダイレクトに自分の参考になることはないけど、それでも、仕事に対する取り組み方や意気込みを聞くと、イイ刺激を受けるのは確かですね。
週末に家族とご飯を食べに行くことが多くて、実は、両親とは頻繁に会っているんです。 だから、久しぶりに顔を合わせて親の変化に気づく、なんてことはないなぁ。 でも、この前、初めて両親を旅行に誘いましたね。 それは、大人になったから、というよりも、嵐結成10周年というひとつの節目を迎えたことがきっかけかも。 それまでひたすら突っ走ってきて、ふと立ち止まったときに、家族との時間が少なかったことに気づいて“両親と旅行に行きたい”っていう思いが自然とわいてきた。 今までの一方的に支えられる関係から、支えていきたいという気持ちも、芽生えてきてますね。
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