【妄想劇場】 雅紀のヘンゼルとグレーテル
ついに本日、最終日! (ワタクシが飽きてきたので・笑)今回はガラっと設定を変えてみました。 嵐メンが『ヘンゼルとグレーテル』を“演じたら?”とゆー、お題で考えてみました。(いや、嵐さんがきっと真剣に演じたら、こんなグダグダにはならないと思いますが) もちろん主役は、嵐の妖精“相葉雅紀”。 なんで、『ヘンゼルとグレーテル』だったかとゆーと、ただ単ににのあいの掛け合いを書きたかっただけとゆー、完全なるワタクシの趣味です(笑)。
今回は最終回なので、あのGにも登場してもらってます それでは、心の広い方で、読んでもいいよって方はどーぞ。。。
***
2月の終わり、都内某所にて―。
「いーい?これは仕事じゃないけど、ちゃんとやんなきゃダメだよ?」 「俺、配役がめっちゃ不満なんだけど」 「文句言わないのぉ!ちゃんとくじ引きで決めたでしょーが!」 「それにしても、28にもなってまさか学芸会をすることになるとはなぁ・・・」 「え~!楽しいって、ゼッタイ。ねえ、りーだぁー?」 「・・・(こくん)」 「まあ、あいつらの反応は見てみたいわな」 「じゃー、やるとしますか?」
【シーン1】 むかしむかし、ある森のはずれに、貧乏なきこりが、おかみさんと二人の子どもをかかえて暮らしていました。(きこり=櫻井翔、おかみさん=松本潤) 「だからさぁ、何で俺、女の役ばっかなの?」 「まあまあまあまあ(笑)」
子どもの一人は男の子で、名前をヘンゼルといい、もう一人は女の子で、名前をグレーテルといいます。(ヘンゼル=相葉雅紀、グレーテル=二宮和也) 「くふふふふふ、めっちゃテンションあがってきた!」 「いいから、セリフ忘れんなよ」
【シーン2】 ある年のこと、夏だというのに国じゅうにひどい寒さがやってきて、畑の作物をすっかり枯らしてしまったので、みんなは食べ物に困っていました。 ただでさえ貧乏なきこりは、ろくにパンにもありつけません。 その夜も心配していると、おかみさんが小声で話しかけました。
「お前さん!このままでは親子四人、共倒れだよ。なんとかしとくれよ!」 「ブッ(噴き出す)!ゴメ、ゴメン・・・」 「マジメにやれよ~!」 「だって、“お前さん”って・・・(笑)」 「台本に書いてあるんだから、仕方ないだろ!」 「相葉くん、やっぱこれセリフおかしいよ」 「え~、そーかなぁ?“おかみさん”って言ったら、『お前さん!』でしょーがぁ!」 「翔ちゃん、いいから次いって!」
「おっ、おう・・・。(気を取り直して)・・・なんとかって言われてもなぁ。。」 「ねえ、ここは思いきって、子どもを森に置いてこようよ」 「なんだって!?」 「だって、このままこうしてたら全員飢え死にしちゃうわよっ!」 「ブッ(再び噴き出す)アッハハハハッ(爆笑)」 「!!(怒)」 「翔ちゃんっ!」 「もー、このシーンカットして次に行こう」 「す、スマン(反省)」 ・・・智さん、隣で爆笑中。
【シーン3】 さて、この二人の話を、となりのへやの子どもたちが、すっかり聞いてしまいました。 妹のグレーテルは、シクシクと泣きだしました。 「シクシクシクシク(棒読み)」 「グレーテル、泣かなくてもいいよ!僕がついているからね!!」 「(ボソっと)・・・相葉くんがついててもなぁ」 「なに?何か言った?」 「いえいえ」 「(気を取り直して)僕はね、たとえ捨てられても家に帰ってこれる、いいことを考えたんだ」 「(ボソっと)・・・相葉くんのいい考えってなぁ」 「な~に?」
【シーン4】 「きょうは、森へ行きましょう。はい、これがお弁当よ」 「・・・なんか貧乏なきこりの弁当にしちゃ、ちょっと豪勢じゃね?」 「だって、弁当ってロケ弁くらいしかなかったんだもん」 「細かいことはいいんじゃない?」 「まーそっか」
そして、四人はそろって、森へ出かけました。 その途中、ヘンゼルは、おべんとうのコメを、道のところどころへ落としておきました。 「こ、コメ?!それさ、パンじゃなかったっけ?」 「いーの!細かいことは気にしないのっ!」 「コメって・・・。それ、小鳥が食べなくても見えねーじゃん」(おっしゃるとおりです)
【シーン5】 「寒くないように、たき火にあたってな。お父さんとお母さんは、この近くで木を切っているからね」 二人の子どもは、たき火をかこんであたってお父さんをお母さんを待ち続けます。 そのうち退屈した子どもたちは、ごろりと横になると、いつのまにかぐっすりねこんでしまいました。 「ニノ、ゲームしないで、寝てっ!」 「オレ今寝れねー」 「いいから、寝るのっ!」
そのうちに火が消えて、寒さにふるえながら目をさますと、あたりはすっかり暗くなっています。 寂しくなった二人は、お父さんとお母さんを探しましたが、どこにも見当たりません。 グレーテルは、ひと言「捨てられましたな」と言いました。(「かわいげねー、子どもだなぁ(笑)」) ヘンゼルは、妹をなぐさめていいました。 「大丈夫!オレにまかせとけって!」
ヘンゼルが、目じるしのコメを頼りにいざ帰ろうとすると、なんとコメがなくなっているのです。 それもそのはず、昼のうちに、森の小鳥たちが食べてしまったのです。 「やっぱ相葉くんの考えることだからなぁ」 「俺じゃなくて、ヘンゼルが考えたの!」 「え?だから相葉くんでしょ?」 「お前いちいちうるさいよっ!」 「まあまあ(笑)。ほら、次のシーン行くよ?」
【シーン6】 二人の子どもは、ついに、迷子になってしまいました。 あっちの道、こっちの道と、ひと晩中、歩きまわりました。 「オレ、ここで待ってるから、相葉くん探してきて」 「お前も一緒に行くのっ!」 次の日も歩きつづけましたが、森から出られるどころか、どんどん奥へ迷い込んでしまいました。 しばらく歩いてると、なんだか近くからいいニオイが漂ってきます。 二人はニオイのする方へと進んでいきました。
「うっわ~、この家、お菓子でできているよ・・・。アリとか来ねぇのかなぁ」 「ホントだよねぇ?ゴキゴキとかねぇ?」(舞台ソデから「その感想おかしいからっ!もっとメルヘンなはずだろっ!」のツッコミ)
おどろいたことに、二人が見つけたその小さな家は、お菓子でできた、お菓子の家だったのです。 屋根が板チョコ、壁がカステラ、まどのガラスが氷ざとう、入り口の戸はクッキーと、どこもかしこもお菓子でした。 二人のおなかはペコペコだったので、ヘンゼルは、まどガラスをはずしてガリガリとかじりました。 「マジ、うまいよ?コレ!!ほら、ニノちゃんも食べてっ!」 「グレーテルな。オレ、あんっま甘いの好きじゃないんだよなぁ~」 「食べてって!!ホントおいしいから!」
【シーン7】 ヘンゼルに勧められ、グレーテルは屋根をはぎとって、少しずつ食べ始めました。 すると家の中から、誰かの声がしてきました。 「・・・(シーン)」 ・・・誰かの声がしてきました。 「・・・(シーン)」 「おい、リーダー!出番だろっ!!」 「あ、オレか」
「(優しい声で)だれがおいらのうちをかじってるの?」 「・・・」 「はいっ!1回カメラ止めて~!」 「はい、止めて~!!」
「何、いまの?!あなたの役、人喰い魔法使いでしょーが」 「大野さん、大丈夫ですか?確認ですけど、起きてます??」 「・・・(にへら)」 「ちょっと、ここはスイッチ入れようか?」 「智のスイッチね(笑)」 「それでは大野さん、お願いします!」
「(野太い声で)誰がワイの家をかじっとるんじゃいっ?」
「はい、一回止めて~!」 「大野さん、今のはなんっスか?」 「アッハハハハハハ(大爆笑)」 「え?違った?」 「りーだぁ、それ何キャラ?(笑)」 「じゃー、もっかい別のスイッチ入れてみようか?」
「(オカマっぽい声で)あんたたちっ、何、ヒトの家勝手にかじってんのっ!」 「ま~た、おかまキャラかよ」 「りーだぁ、いっつもそれだよね(笑)」 「まー、いんじゃない?」
急にクッキーの戸があいて、魔法使いが出てきました。 魔法使いは魔法で二人を捕まえてしまいました。 「ヒッヒヒヒ、どっちの子から食べようかしらね。ひさしぶりに、おいしいごちそうにありつけるわ」 「・・・なんかりーだぁー、意外とこういう役似合うね」(どんな役でもこなす大野智をよろしくお願いします・笑)
魔法使いは、ヘンゼルを大きな鳥かごに放り込んで、戸にかぎをかけてしまいました。 それから、グレーテルには、「水をくんできて、おいしいごちそうをたーっくさん作って頂戴。お前の兄さんに食べさせて、太らせなくっちゃ」 「うわー、怖い怖い」 「全然怖そうに聞こえねーんだけど(笑)」
かわいそうにグレーテルは、いいつけどおりに料理を作って、兄さんを太らせなければならないのです。 しばらくたったある日、おばあさんはヘンゼルを入れた鳥かごにやってきていいました。 「ねえ、ヘンゼル、すこしは太ったぁ?指を出して頂戴」 「ふふふふふ。りーだぁ、気持ち悪ぃ~(笑)」 「(笑)。もー、大野さんのオカマはいいよ。最後のシーンに行っちゃおうよ」
【いきなり飛んで、ラストシーン】 魔法使いをどうにかこうにか退治したヘンゼルとグレーテルは、お菓子の家の中にあったたくさんの宝物を持って家に帰ることにしました。 「ねえ、それって泥棒じゃないの?」 「そうだね」 「確かにね、その設定止める?」 「そうしよっか」 「うん」(5人とも素直でいいコな嵐さん)
二人はいく日もかかって、ようやく、じぶんの家へ帰っていったのです。 ヘンゼルとグレーテルのすがたを見て、お父さんとお母さんは大層喜びました。 「ごめんねふたりをすててわるかったよ」 「あいたかったよ、おまえたち」 「いいんだよ、とうちゃん、かあちゃん」 「これからはみんなでなかよくくらそうね」(全員飽きてきたので超棒読み・笑)
「カット~!!」 「いいんじゃね?俺らけっこうがんばったよ?」 「うん、なかなかいい出来だったよね」 「くふふふふ、楽しみだなぁあいつら、どんな反応するかなぁ」
・・・数日後、関ジャニ∞の楽屋にて。
マネージャー「村上さん、これ、嵐の皆さんからお預かりしてきたんですけど」 「なんやコレ?」 「DVDやな」 「お前の誕生日プレゼントちゃう?ほら、まだもらってないゆーとったやん」 「あ、カード入っとるで。“ヒナちゃん、お誕生日おめでとう!プレゼント遅くなってゴメンね 嵐一同”。ほら、やっぱりそうや」 「ほな、時間もあるし、ちょっと観てみるか」
みんなでDVD鑑賞TIME。。
「・・・あいつら、完全なるアホや」 「なんでこれが誕生日プレゼントやねん!」 「・・・でも、これ面白いね。俺ちょっと悔しいわ」 「・・・そやな」(×6) 「・・・よっしゃ、嵐の次の誕生日のヤツ誰や?」 「二宮くんやな」 「俺らも、ニノの誕生日に向けて負けんもん作ろうやないか!」 「負けへんで~!」 「オー!!」(×6)
こうして、嵐と関ジャニはくだらない誕生日プレゼント合戦を開始したのであった。(ちゃんちゃん・笑)
***
さてさて、5夜連続お送りした妄想劇場にお付き合いいただき、ホントーにありがとうございました どうか、これを読んだからといって、「変なヤツ・・・」と見捨てないでください(笑)。
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コメント
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さいこ~(爆笑)!!!∞まででてくるなんてまたまたさいこー
投稿: ゆきだるま | 2010年3月12日 (金) 06時19分
最終回に相応しい超力作ですね BLUEさん、すごいわー。今日、あまり寝てないんじゃないですか?!仕事、大丈夫ですか?本当に本当にお疲れ様でした&楽しいお話のアップ、ありがとうございました!
メンバー全員ががっちり参加しているので、今回の妄想シリーズの中では、この話が一番好きです
特に、シーン3と5の、にのあいの掛け合いが好きです~。「グレーテルはひと言『捨てられましたな』と言いました。」には爆笑!これ、絶対言いそう!
このシリーズ、嵐くんたちが本当にやってくれないかなー。すごく面白いと思うんだけどなー。
投稿: Coco | 2010年3月12日 (金) 06時30分
気が付くともう5話目なんですね!!毎日楽しく笑いながら読んでましたが、今夜は大爆笑でした(≧∇≦)ニノちゃんと相葉ちゃんの掛け合いも翔君や潤君の彼等らしい台詞や突っ込みもリーダーのキャラも全部の構成も凄いなぁと尊敬しちゃいます毎日お疲れ様でした。考えるだけで大変だと思います。素敵な才能ですね☆ホントはBLUEさんのupされるもの全部にコメントしたいんですが…(^_^;)鬱陶しがられないように自粛致しますm(_ _)mでも今後も遊びには来ますのでよろしくお願いします
投稿: hiro | 2010年3月12日 (金) 07時57分
>ゆきだるまさん
あざーっす!
ゆきだるまさんも∞ファンですか?!
やっぱ嵐と∞の絡みは最高ですよね
>Cocoさん
楽しんでいただけたよーで、嬉しいですわ
この妄想シリーズ、恐らく大部分のヒトには冷ややか~~な目で見られてると思うので(笑)、Cocoさんの温かいコメント、大変心強かったです
あ、この“妄想シリーズ”のUPは文明の利器を使って、自動的にUPされるよーにしてたんで、寝不足は大丈夫です!ご心配いただき、ありがとうございました。。。
それにしても嵐さんたち、ガチでコントやってくれたら、面白そうですよねー。。
『嵐にしやがれ』に期待!
>hiroさん
hiroさんからいただくコメは、ホント嬉しいコメばっかで、調子に乗りまくりそーな管理人です(笑)。
hiroさんのよーなキトクな感性の持ち主の方がいらっしゃる!と分かったお陰で(笑)、今回一気に5話もUPしちゃいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
時間のあるときはいつでもコメください
コメいただくと調子づきます(笑)。
投稿: BLUE | 2010年3月12日 (金) 13時47分